南米ブラジルの大統領選挙で、左派の現職ルラ大統領が、トランプ大統領に近いボルソナロ前大統領の長男を破り、再選を果たしました。

 ブラジルで25日、大統領選挙の決選投票が行われ、左派で現職のルラ大統領が右派のフラビオ・ボルソナロ氏を破り、通算4期目の当選を果たしました。

 今回の選挙では物価高騰や治安の悪化が大きな争点となり、両候補が激しい選挙戦を繰り広げました。

 ルラ大統領はアメリカとの関係強化を目指すボルソナロ氏を批判し、ブラジルの国家主権を守ると訴えました。

 中南米ではトランプ政権に近い右派政権が相次いで誕生するなか、今回のルラ氏の勝利は、こうした右傾化の流れに歯止めを掛ける形となりました。