火山の噴火で被災したトンガを支援しようと、仙台市が募金箱を設置しました。

 トンガでは15日に起きた海底火山の大規模噴火で、島々に津波が押し寄せたほか、降り積もった火山灰の被害などに苦しんでいます。

 被災したトンガに義援金を贈ろうと、仙台市は28日に市役所の1階や各区役所、市内の社会福祉協議会など計13カ所に募金箱を設置しました。

 3月31日まで募金を受け付けます。

 仙台市健康福祉局社会課地域福祉係高橋藤吾係長「市民の皆様も震災の時のそれぞれのご記憶ですとか経験ですとか、そういったことと重ねながら、被災地の状況について案じられていることかと思います。市民の皆様の思いを現地に届ける方法のひとつとして、今回募金箱を設置させていただきました」

 集まった募金は、日本赤十字社を通じてトンガに届けられ、衛生環境の維持や飲料水の確保などの支援活動に充てられるということです。