アイリスオーヤマは、ロボット開発を行うソフトバンクのグループ会社に100億円を出資して、資本業務提携すると発表しました。

 コロナ禍でニーズが高まっている配膳ロボットなどのロボット事業を更に拡大する方針です。

 アイリスオーヤマは2日、オンラインの会見を開き、ソフトバンクロボティクスグループに100億円を出資し、資本業務提携すると発表しました。

 ソフトバンクロボティクスグループは、世界初の感情認識ロボット、Pepperを開発するなどロボット技術のパイオニアです。 両社は、2021年2月に合弁会社アイリスロボティクスを設立。

 3年後までに累計1000億円の売り上げを目指し、業務用の配膳ロボットや清掃ロボットを開発し飲食店やホテルなどに販売してきました。

 今回の資本業務提携により、両社は今後更にロボット事業を拡大し、非接触が求められるコロナ禍への対応や、労働者不足といった課題の解決につなげたい考えです。

 ソフトバンクロボティクスグループ冨澤文秀社長「両社の長所と短所をうまく補えるようなパートナーになるのではないかと」

 アイリスオーヤマ大山晃弘社長「今回の出資を皮切りに、少しでも日本社会の課題解決につながればと考えております」