3月11日で震災から11年を迎えます。宮城県石巻市で追悼行事の準備が進められています。

 2021年7月に震災遺構として整備された石巻市の大川小学校で、児童の遺族らが中心となって3月11日に追悼行事を行います。

 8日、大川小学校の近くの林から切り出した竹を使って灯籠作りを行いました。

 津波で三男を亡くした佐藤和隆さん「(東日本大震災で亡くなった人たちへの)鎮魂の思い、とこれから全国どこでも起きうる災害に備える意味合いを込めたオブジェを作りたい」

 3月11日には、震災の津波で犠牲になった児童と教職員計84人に追悼の祈りを捧げるため、84本の竹灯籠に明かりを灯します。