オリンピック3連覇に挑む羽生結弦選手が、8日のショートプログラムを前に北京のリンクで初めて練習を行いました。良い感覚でできている、と手応えは十分です。

 オリンピック3連覇に挑む羽生結弦選手は7日午後3時ごろリンクに登場し、自身初めて今大会の公式練習に参加しました。

 大勢の報道陣が見守る中、羽生選手は8日のショートプログラムに向けてジャンプやスピンなど丁寧に繰り返しながら、氷の感触と自らの演技を確かめていました。

 6日に北京に到着したという羽生選手は、日本を出発するまでにやるべき練習をしっかりとやれた、7日の公式練習にも良い感覚で入れた、と話していました。

 そして、予定されていた30分間の公式練習の後半には、10日のフリーの演技で挑戦する4回転アクセルに取り組みました。成功すれば史上初となる大技です。

 羽生結弦選手「試合だし五輪だから緊張しますけど、良い感覚でできている。4回転アクセルは自分の課題。良かった点いろいろあるが良い感覚。

 日に日に良くして行けたら良い。ショートもフリーも自分の中では一幕。ショートはショートで集中しなければならない。ショートに対して出来ることを積み重ねる」