羽生結弦選手に縁のある、宮城県登米市の住民も北京へ向けて声援を送っています。

 登米市中田町にあるそば店「手打ちそばゆづるの里」です。

 店内の壁は羽生選手の写真や記事のほか、3連覇を願う横断幕で埋め尽くされています。

 羽生選手の父方の祖父の家が近くにあることから、羽生選手にあやかり「ゆづるの里」と名付けました。

 地域の活性化が目的で地域住民が運営しています。

 当然、従業員は全員熱烈な羽生選手のファンで、応援団を結成して登米市から北京へ向けて声援を送ります。

 「おじいさんにやっぱり似ていらっしゃるので身長は高いし、美男子だし。頑張っていただいて3連覇なるようにそばを打ちながら応援したい」

 こちらのそば店には、東京や京都など全国から羽生選手のファンが訪れていて、店内に設置されたノートには金メダルを願うコメントなど応援メッセージがびっしりと書き込まれています。

 しかし、2022年に入り新型コロナウイルスの影響で県外から訪れる人はほぼいなくなり、少し寂しくなったということです。

 「北京大会で金メダルをとって3連覇をなしとげたら、コロナが落ち着けば結弦選手を思うファンは凄いなということで、多分来てくれると思うんですが」

 こちらの店では、新型コロナウイルスの感染が収まった後、また羽生選手を思う全国のファンにそばを味わいに訪れてもらいたいと話していました。