ウクライナ情勢は、電気料金にも影響しそうです。東北電力の樋口社長は値上がりの可能性を示唆しました。

 東北電力樋口康二郎社長「ウクライナの緊迫した状況からすると、燃料費は高止まりする可能性が高いとみています。そういうことからすると、電気料金は燃料費調整制度によってお客様にご負担いただくことになります」

 燃料費調整制度とは、燃料費の価格に合わせて電気料金を調整する仕組みで、燃料費の高騰に伴って東北電力管内の電気料金は1年以上も値上げが続いています。

 2021年1月の平均的なモデル世帯は6746円でした。

 2月以降、毎月値上げが続いていて、2月は8333円と2021年1月より1500円以上も高くなっていて、割合にすると1.23倍になります。

 ウクライナ情勢次第で、値上がりが続いていく可能性があるということです。