トヨタ自動車は、部品の仕入れ先企業のシステム障害のため、宮城県内にある工場を含む国内全ての工場の稼働を停止しています。 関係者によりますと、サイバー攻撃を受けたのはトヨタの主要な仕入れ先企業で、車の内装などの樹脂部品を製造する愛知県豊田市の小島プレス工業です。

 システム障害の影響でトヨタは1日、国内14工場、28の生産ライン全ての稼働を停止することを決めました。

 県内に生産拠点を置くトヨタ自動車東日本でも、車体を生産している宮城大衡工場に加え、エンジンなどの部品を生産している宮城大和工場の稼働を停止しています。

 トヨタによります、と生産への影響は1日で約1万3000台で、2日以降再開できるかどうかは未定としています。