宮城県内では3月5日、新たに665人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 新たに確認されたのは、仙台市で357人、多賀城市・名取市各33人、石巻市29人、大崎市・登米市各23人、塩釜市21人、東松島市・富谷市各15人、亘理町12人、岩沼市11人、涌谷町・柴田町各10人、利府町・大和町各9人、角田市8人、加美町7人、白石市・美里町各6人、丸森町5人、村田町・松島町各4人、蔵王町3人、栗原市・山元町・大河原町各2人、気仙沼市・大郷町・女川町・七ヶ浜町・南三陸町各1人、県外1人です。

 年代別では、10歳未満150人、10代101人、20代96人、30代114人、40代108人、50代41人、60代26人、70代17人、80代10人、90代1人、100歳以上1人となっています。

 宮城県の土曜日の感染者は、2月5日743人、12日592人、19日835人、26日793人、3月5日665人と推移、2週連続で前の週から減少しています。

 また、70代男性と80代男性の入院患者2人が死亡しました。

 クラスター発生は5件で、大崎市の保育施設1か所(陽性20人)と、大崎市の高齢者施設2か所(陽性各11人)、石巻市の高齢者施設2か所(陽性6人・7人)でした。いずれの施設でも、マスクなしで触れ合う機会があるか、マスクの常時着用が困難な状況があったということです。

 宮城県のまとめによりますと、5日午後1時時点で療養者は6,424人で、内訳は入院273人、宿泊療養1,085人、自宅療養4,077人、入院・療養先の準備中・調整中682人、療養先調整中307人です。

 5日午後1時時点の県内の確保病床の使用率は34.2%(175人/511床)、重症者用の病床は18.2%(10人/55床)、仙台医療圏では37.6%(124人/330床)、重症者用の病床は22.5%(9人/40床)となっています。

 宮城県が発表している3日現在のPCR検査等の実施状況は、2月28日3,155件(陽性645)、3月1日3018件(陽性869)、2日2,556(陽性530)、コールセンターへの相談件数は、2月28日670件、3月1日574件、2日654件となっています。