仙台市は、新型コロナの感染拡大で売り上げが落ち込んだ中小企業を対象とした独自の支援金の申請を17日から受け付けます。

 対象となるのは2021年11月から2022年3月までのいずれかの月で、過去3年間と比べ売り上げが30%以上落ち込んだ月がある中小企業の事業者です。

 支給額は個人事業主で最大で5万円、法人で最大25万円です。

 早ければ申請から2週間で支給されるということです。

 仙台市の郡市長は、現在も続く第6波でまん延防止等重点措置が県内に適用されなかったため、飲食店などの事業継続の資金に充ててもらいたいとしています。

 郡市長「2度、知事には要請をさせていただきましたけれども、知事としてはその必要性はないというご判断だったわけです。中小企業等の支援をするということで、舵を切らせていただいたところです」

 また、郡市長は市内の感染状況について、「ピークは越えた」との認識を示しながらも、年度末で人の移動や会食の機会が増える時期として改めて感染対策の徹底を求めました。