円安の影響で原料の高騰に苦悩する牛タン専門店が、何とか値上げ幅を抑えようと工夫を凝らしています。
「昔はもう少し安かったなと思うけど、最近見たら結構高くてびっくりしました」「久しぶりに来てだいぶ前と比べると値段はおっ、となりましたね」
中東情勢悪化への懸念から安全な資産としてドルを買う動きが広まり、円相場は163円と1986年以来の円安となっています。
この影響でアメリカ産の牛タン原料は前年に比べて仕入れ値が2割から3割も上昇し、原料のほぼ100%を海外産に頼っている牛タン専門店に深刻な影響が出ています。
仙台牛タン振興会小野博康事務局次長「上げればお客さまが減る。牛タンの原料費は上がる。何とか牛タン以外の主力の焼き以外の物を製作して値上げを回避していると」
新型コロナ以降、円安傾向に終わりが見えずこの3年間で既に2度値上げし、価格は2割程度上昇していますが、それでも何とか値上げ幅を抑えようと工夫を凝らします。
仙台牛タン振興会小野博康事務局次長「仙台牛タンは発祥の地でもあり仙台名物。品質を下げてお客さまをお迎えすることはできない」
これまでは使用していなかった部位を使ったつくねやシチューといった新メニューの開発など、品質も満足度も落とさない模索を続けています。アメリカやオーストラリア以外の輸入先も探しているということです。
仙台牛タン振興会小野博康事務局次長「牛タン業界厳しい状況にあります。是非とも仙台にお越しの際には、おいしい牛タンをお召し上がりいただければ」