最大震度6強を観測した3月16日の地震から約1カ月半。大きな被害を受け休業を続けていた、仙台市の秋保温泉の温泉旅館が、28日に営業を再開しました。

 太白区の秋保温泉にある温泉旅館、篝火の湯緑水亭です。

 3月16日の地震では、壁が崩落したり水道管が破裂して漏水したりするなどの被害が発生しました。

 被害額は1億5000万円を超える見通しで、地震直後から休業が続いていました。

 緑水亭高橋知子若女将「ここが一番(復旧が難しい)。ここが(本館と新館の)つなぎぎの部分なので、ここの復旧にかなりの時間がかかる。(全館復旧まで)最低半年と言われています」

 地震から約1カ月半、復旧工事が順調に進み一部で宿泊客を受け入れるめどがたったことから、緑水亭は28日から営業を再開しました。

 初日の28日の予約客は約100人で、その多くが緑水亭の再開を待ち望んでいた常連客だということです。

 常連客「ここがそんなに被害があったっていうのは知らなかったんですよ実は。オープンできる部分は少しずつオープンしていくんだという話を聞いたので、良かったなと思います」

 復旧工事は現在も続いているため、当面の間は客室の数を通常の3分の2程度に抑えて営業し、秋ごろまでには全館での営業再開を目指すということです。

 緑水亭高橋知子若女将「ようやくここまで来れたといううれしさと、全館復旧まではまだ時間が必要ですので引き続き気を引き締めて進めていきたい。秋保温泉のにぎわいにもつながるように私たちも努力していきたい」