痛ましい事故を繰り返さないために、宮城県は5月22日を「飲酒運転根絶の日」と定めています。

 22日は、多賀城市の飲酒運転根絶大会が事故が起きた現場で開催され、仙台育英の生徒など約70人が参加して啓発活動を実施しました。

 生徒たちは、ドライバーに飲酒運転の撲滅や安全運転を呼び掛けるグッズを配布しました。

 県内の飲酒運転による事故は、2000年の462件をピークに2005年以降の県警によるキャンペーンや飲酒運転の厳罰化などによって減少傾向になっていますが、去年は37件発生するなど根絶には至っていません。

 県警では、飲酒運転は極めて悪質で危険性が高い行為だと県民に訴え、根絶につなげていきたいとしています。