生育は、おおむね順調ということです。今シーズン初めての稲の生育調査が、宮城県内約30カ所の水田で行われました。

 このうち大崎市古川の水田では、5月6日に植えたササニシキの草丈や葉の数などを調べました。

 その結果、草丈が25.6センチ、葉の数が5.6枚、1平方メートル当たりの茎の数が97本と、おおむね平年並みで順調に生育しているということです。

 大崎農業改良センター佐藤泰久技術次長「5月に風の強い日が多かったものですから、一旦、植え傷みの症状が見られてその後回復してきて、現在の平年並みまで回復してきていると」

 県では、今度の週末から低温が予想されるため、5センチから6センチの深水管理をするなど注意してほしいと呼び掛けています。