6月1日は電波の日です。仙台市内で記念式典が開かれました。

 電波の日は、1950年6月1日の電波法と放送法の施行を記念して制定されました。

 仙台市青葉区で開かれた式典では、東北での情報通信の発展に貢献した3人と5つの団体が表彰されました。

 このうち、東北大学東北アジア研究センターの佐藤源之教授は、2008年の岩手・宮城内陸地震で発生した荒砥沢崩落地を電波を使って長年観測し、安全の確保や防災教育に貢献しました。

 東北大学東北アジア研究センター佐藤源之教授「この技術は今後日本国内で、いろんな所で土砂災害が起きているので、そういう場所で実際的な応用として皆さんに使っていただければ良いと思う」

 このほか、塩釜市も浦戸諸島と本土を結ぶ光ファイバーケーブルを整え、住民の生活環境を改善させたとして表彰されました。