宮城県内の各テレビ局の報道記者らが参加して、東日本大震災に関する報道のあり方などを考えるイベントが仙台市青葉区で開かれました。

 このイベントは東日本大震災に関するテレビ報道の現状や今後の取り組み方などを考えようと県内5つのテレビ局が共同で開催しているもので、今回が3回目です。

 12日は、東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授がコーディネーターとなり、各放送局の記者らがそれぞれの取材経験を交えながら意見を述べ合いました。

 khbの上野比呂企アナウンサーは、自身が取材した津波注意報発表時の車での避難に関する現状と課題について話しました。

 khb東日本放送・上野比呂企アナウンサー「新しい、もっと踏み込んだ、誰が車避難が必要なのか、そうでないのかを考える大きなステップに入っているのかなというふうに感じている」

 会場を訪れた人は、真剣な眼差しで話に耳を傾けていました。