宮城県が進める仙台医療圏にある4つの病院の再編構想についてです。村井知事は、名取市が県に提案した候補地が津波の浸水想定の範囲内に含まれていることについて「病院機能は維持できる」とし、候補地として問題無いとする見解を示しました。

 名取市は、市内にある県立がんセンターと太白区の仙台赤十字病院を統合し新設される病院の候補地として、植松入生地区の民有地4.8ヘクタールを県に提案しています。

 この候補地は、県が5月に公表した新たな津波浸水想定で敷地の東側で最大3メートル、南側は最大で50センチ浸水する恐れのあることが分かっていてす。

 これについて村井知事は13日の定例会見で移転先はまだ決まっていないとしたうえで「候補地としては問題は無い」という見解を示しました。

 村井知事「(浸水する場所は)そこは土を盛ったり基礎工事をすることによって充分対策することができると思う。(西の)バイパス側も北側は浸水域にはなっていないので、おそらく今回の最大想定の津波が来たとしても病院機能は維持できる」

 名取市の山田司郎市長も、建物の配置を工夫したり盛り土をすることで救急医療の拠点としての役割を十分に果たせるとしています。

 県では仙台医療圏にある4つの病院の再編構想について、2023年度中の基本合意を目指すとしています。