関西電力が宮城県川崎町で計画している風力発電について、地元住民でつくる団体が県に対し一旦中止するよう求める要望書を提出しました。

 この計画は、関西電力が川崎町に高さ140メートルから180メートルほどの風力発電の風車を最大23基つくるもので、町や県に提出された書類では蔵王の御釜からの景観に影響を与える可能性があるとしています。 14日、川崎町や蔵王町の住民でつくる団体が県議会を訪れ、議員と県の担当者に要望書を手渡しました。

 要望書では、県に対し計画を一旦中止するよう求めていて、事業は住民や自治体と話し合ったうえで進めてほしいとしています。

 また、県議会に対しては風力発電など再生可能エネルギーの発電設備の整備に関わる合理的な条例を作ってほしいと求めています。 県では、関西電力の風力発電計画について16日に外部の有識者らで作る審査会に環境への影響について意見を求める予定で、県の担当者はその場で住民から寄せられた意見も報告すると伝えました。

 蔵王風力発電建設計画の中止を求める会佐藤大史さん「果たして蔵王は川崎町のものなのかというところもあるので、もっと広域に近隣の市町村とか、山形県の意見もきちんとくみ取れる形でみんなで話し合っていけたら良いなと」