宮城県内で18日、新たに284人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。前週の土曜日を11人上回る新規感染者数です。また、仙台市内の医療機関でクラスターが発生しました。

 市町村別の感染者は仙台市で199人、名取市と石巻市で各11人、岩沼市、角田市、柴田町で各6人、白石市、多賀城市、登米市で各5人、大郷町、大崎市、利府町、富谷市で、各3人、松島町、蔵王町、栗原市、塩釜市、大和町で各2人、村田町、亘理町、大衡村、川崎町、七ヶ浜町、気仙沼市、丸森町、色麻町で各1人です。

 年代別では10歳未満が最も多く70人、10代41人、20代27人、30代48人、40代46人、50代14人、60代16人、70代17人、80代3人、90代2人でした。

 土曜日の感染者は5月7日538人、14日512人、21日479人、28日403人、6月4日274人、11日273人と5週連続で減少していましたが、18日は284人と増加に転じました。

 また、仙台市の医療機関でこれまでに15人の感染が確認され仙台市はクラスターが発生したと認定しました。要因は調査中ですが、患者はマスク着用が困難だったということです。

 宮城県のまとめによりますと、18日午後1時時点で療養者は2129人で、内訳は入院58人、宿泊療養354人、自宅療養1400人、入院・療養先の準備中・調整中317人です。確保病床の使用率は、宮城県全体で8.2%(43/527床)、重症病床3.6%(2/55床)、仙台医療圏に限ると9.2%(32/346床)、重症病床は5.0%(2/40床)です。

 宮城県が発表している17日現在のPCR検査等の実施状況は、13日2088件(陽性287)、14日1737件(陽性360)、15日1356件(陽性265)、16日1299件(陽性225)、コールセンターへの相談件数は、13356件、14296件、15日338件、16日311件となっています。