初夏を告げる花、ニッコウキスゲが宮城県気仙沼市で見ごろを迎えています。

 鮮やかな黄色い花が海を見つめるように咲いています。

 ニッコウキスゲはユリ科の植物で、鮮やかな黄色とラッパのような花びらが特徴です。 気仙沼市の唐桑半島では、6月上旬から咲き始め、今見ごろを迎えています。

 花が群生している遊歩道は、環境省が整備した自然歩道「みちのく潮風トレイル」のトレッキングコースにもなっていて、心地よい潮風を受けながら鮮やかな花々を楽しめます。

 ニッコウキスゲは、朝に咲いて夕方にはしぼんでしまうので、見に行くのは午前中がおすすめです。

 気仙沼市観光協会唐桑支部熊谷羊さん「トレッキングコースの巨釜半造と御崎を結ぶ遊歩道の中間あたりが特にきれいです」

 唐桑半島のニッコウキスゲは、6月末まで楽しむことができます。