宮城県内で新型コロナの感染者が爆発的に増えていることを受け、村井知事は19日の定例会見で「県内も第7波に入った」との認識を示しワクチンの接種を呼びかけました。

 村井知事「全国的に第7波に入っており、多くの県で連日過去最多の感染者数となっておりますが、本県にもついにこの第7波が到来したものと認識しております」

 村井知事は19日の定例会見でこのように述べたうえで、近いうちに1日に確認される感染者数が「4桁を超えるだろう」と危機感を示しました。

 県では感染者数の急増に備え、宿泊療養施設になるホテルを新たに1施設増やし、18日から運用を始めました。

 これで県内の宿泊療養施設は過去最多の13施設、2060室になりました。

 一方で、村井知事は行動制限については次のように述べ慎重な考えを示しました。

 村井知事「夏休み、お盆が近づいておりますけれども、それに向けて特段の対策を取るということは今のところ考えておりません。 ただただ、このような基本的な感染対策、特にワクチン接種をよろしくお願い申し上げたいと思います」