宮城県で4日、新たに2942人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者3人の死亡が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市1721人、石巻市140人、大崎市118人、名取市101人、多賀城市85人、富谷市76人、岩沼市63人、塩釜市54人、栗原市52人、気仙沼市52人、登米市48人、利府町46人、柴田町44人、白石市42人、角田市33人、美里町30人、大河原町27人、東松島市26人、大和町25人、七ヶ浜町24人、亘理町23人、蔵王町16人、村田町13人、涌谷町・加美町で各12人、川崎町10人、女川町・山元町で各8人、南三陸町7人、松島町6人、大衡村5人、丸森町4人、大郷町3人、七ヶ宿町・色麻町で各1人と、県外6人です。

 年代別では、10歳未満404人、10代368人、20代450人、30代521人、40代500人、50代299人、60代189人、70代106人、80代59人、90代44人、100歳代2人です。

 宮城県の木曜日の感染者は、7月7日403人、14日808人、21日2204人、28日3174人と推移していて、8月4日は2942人と前週を232人下回りましたが、依然として高い水準となっています。

 また、50代、60代、70代の男性それぞれ1人の死亡が確認され、宮城県内の死者は累計で217人となりました。

 7月24日付でクラスターと認定された気仙沼市内の医療機関では、感染者が42人増えて累計で129人となりました。

 宮城県のまとめによりますと、4日午後1時時点で療養者は3万781人と過去最多になっています。内訳は入院308人、宿泊療養1054人、自宅療養2万2714人で過去最多、入院・療養先の準備中・調整中6705人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で50.9%(274/538床)、重症病床は18.2%(10/55床)、仙台医療圏に限ると62.7%(224/357床)、重症病床は25.0%(10/40床)です。

 宮城県が発表している3日現在のPCR検査等の実施状況は、7月30日2210件(陽性2176)、31日1111件(陽性1098)、8月1日4752件(陽性3566)、2日3211件(陽性2701)、コールセンターへの相談件数は、7月30日848件、31日799件、8月1日1057件、2日1013件となっています。