トラクターなど農業機械の扱いに不慣れな女性を対象にしたセミナーが、宮城県涌谷町で開かれました。

 輝け農業女子!機械セミナーは宮城県が企画したもので、農家の女性や生産法人で働く女性、就農を目指す女性など26人が参加しました。

 涌谷町内のほ場で行われた実習では、農業機械メーカーの社員から田植え機やトラクターの安全な使い方について説明を受けた後、実際に運転してみました。

 宮城県の農業就業人口に占める女性の割合は4割となっています。農業に携わる人の高齢化や後継者不足が課題となる中、県では女性を農業の重要な担い手として位置付け、様々な形で支援していくことにしています。

 就農を目指す参加者「主婦ではありますけど、いろいろな機械を操れるような知識とか身に付けられれば、地域全体の担い手として一翼を担っていけるのかなという部分もありますので」

 県では、今後もこうしたセミナーを開催する予定です。