土地取引の目安となる2025年度の地価公示の結果が公表され、宮城県全体の平均は14年連続で上昇しました。住宅地の最高価格は4年連続で、仙台市宮城野区小田原の弓ノ町でした。
国土交通省は、毎年1月1日時点の地価を公表しています。それによりますと宮城県全体の平均は2024年度に比べ3.4%のプラスと、14年連続で上昇しました。
このうち住宅地はプラス2.8%で、14年連続の上昇となり伸び率は全国7位でした。
住宅地で最も地価が高かったのは、4年連続で仙台市宮城野区小田原弓ノ町となり、1平方メートル当たり66万9000円でした。上昇率も仙台市宮城野区小田原弓ノ町が最も高く12.1%、次いで仙台市若林区霞目2丁目の11.6%、仙台市泉区泉中央3丁目の10.7%と続きます。
住宅地の地価上昇は続いているものの、上昇率2.8%は2024年度の4.2%に比べ1.4ポイント低く、上昇の幅は小さくなっています。
西山敦不動産鑑定士「戸建て住宅の総額が下がっているかというとそうではなく、上がっている。上がっている中で建築費がそれ以上に上がっているから、土地の価格が圧縮されている。そういった流れ」
一方、商業地の平均はプラス4.6%で13年連続の上昇となり、伸び率は全国で8位でした。
商業地で最も地価が高かったのは仙台市青葉区中央1丁目で、1平方メートル当たり488万円となり44年連続トップです。
商業地でも仙台駅の西口と東口の地価の差が縮まっていて、上昇率の1位と2位が東口となりました。その要因について専門家は、物件の単価にあると分析しています。
西山敦不動産鑑定士「東口と西口の格差は縮まっているが、まだあるそういう所で単価の低い東口の上昇率が高いという流れになると思う」