「全国道の駅グランプリ2022」で、宮城県石巻市にある道の駅「上品の郷」が、全国2位に選ばれました。

 リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」が実施した「全国道の駅グランプリ2022」で、約1000の「道の駅」の中から「上品の郷」が2位に選ばれました。

 満足率は群馬県の「川場田園プラザ」に次ぐ83.6%。

 2021年まで、2年続けて全国1位だった宮城県大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」を0.4ポイント上回り、県内トップとなりました。

 道の駅上品の郷・浮津康逸駅長「率直に言ってうれしいです。温泉があるということと、駐車場が広いということで、ドライバーにとっては、立ち寄りやすい道の駅だということが特徴だと思います」

「上品の郷」は県内唯一の、温泉施設がある道の駅として2005年にオープンしました。

 2022年4月には、コーヒーやスイーツなどを販売する、屋外テナントを整備。

 24時間使える駐車場は増設し、利用台数を2005年の143台から246台に拡大したほか、警察の協力を得て定期的に巡回することで、安心して車中泊ができる場としても利用されています。

 利用者「すごく駐車場も広いですし、子供が喜ぶおいしいのもいっぱいあるので、またちょっと季節を変えて来てみたいなと思いました」

 利用者「疲れたなと思ったら、ザブンとお風呂に入って体を休めて、またバイクで走ると、それもなかなかいいです」

 道の駅上品の郷浮津康逸駅長「おもてなしの心をもって、お客様を迎え入れることが一番だと思いますので、それをやっていきたいと思います」

 上品の郷の利用者は、2021年は64万人と、前の年に比べて10万人増え、新型コロナの感染拡大で激減した状況から、回復傾向にあるということです。