宮城県内の多くの小中学校では、今週授業が再開します。新型コロナの感染が拡大する中、子どもの感染を防ぐためどのような点に気をつけたら良いか専門家に聞きました。

 東北医科薬科大学藤村茂教授「どこか皆さん少し気が緩んでいる部分あるかもしれません、がやっぱりここは今一度、気を引き締めて各々の感染対策を強化していただきたいというふうに思います」

 感染症学が専門も東北医科薬科大学藤村茂教授は、子どもたちの感染防止策として、まずはしっかりとした手洗いが重要と指摘します。

 東北医科薬科大学藤村茂教授「手洗いをきっちりやっていただくことが重要です。せっけんの作用というのが非常に重要だと思いますから、実はアルコール消毒をやるよりもしっかりと流水で手洗いする方が効果的だと思っています」

 もう一つのポイントは、自分の顔の大きさにあったマスクの着用です。

 東北医科薬科大学藤村茂教授「身体よりも必要以上に大きいマスクをつけられると隙間ができちゃうものですから、マスクの予防効果が薄れてしまうんですよね」

 教室の換気も徹底するべきだと訴えます。 東北医科薬科大学藤村茂教授「学校側として絶対にやらないといけないのは、今はとにかくしっかりとした換気です。外に面した窓と廊下側の窓の両方をしっかり開けて、風をきちっと流してあげると」