2019年に宮城県亘理町で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、遺族が町の教育委員会の第三者委員会の答申を不服として、県教育委員会に再調査を求めました。

 町の教育委員会の第三者委員会は8月30日、いじめがあったことは認めたものの「直接的な自殺の原因か判然としなかった」との答申を出しました。

 遺族側は「納得できる内容とかけ離れている」として9月1日に県庁を訪れ、県教育委員会に再調査を要望しました。

 県教委は、再調査の権限は町にあるとして、要望を伝えると述べるにとどまりました。