仙台市青葉区の上愛子で、男性と孫の2人が熊に襲われけがをしたことを受け、仙台市は現場付近に捕獲用の罠を設置しました。
青葉区上愛子では、8月29日に64歳の男性と9歳の孫がやぶから現れた熊に襲われ頭などに軽いけがしたほか、8月14日にも700メートルほど離れたところで散歩をしていた男女が熊に襲われ軽いけがをしています。
熊による被害が相次いでいることから、仙台市は8月30日に現場周辺に捕獲するための箱わなを2台設置しました。
仙台市の担当者は「この時期は山に熊の餌となる木の実などが少ないため、行動範囲が広くなり人里近くでも出没することがある。山林につながっているやぶなどに近づく際は注意をしてほしい」と呼び掛けています。