9月19日は敬老の日です。宮城県内の100歳以上のお年寄りは、2021年より98人増え1541人と過去最も多くなりました。

 県によりますと9月1日現在100歳以上のお年寄りは、男性が187人、女性が1354人の計1541人です。

 前年の同じ時期より98人増え、これまでで最も多くなりました。

 県内の最高齢は、大和町で暮らす1911年(明治44年)生まれの江田マツヨさん111歳です。

 男性の最高齢は、栗原市で暮らす1913年(大正2年)生まれの後藤信一さん、109歳です。

 3月末現在の65歳以上の割合を示す高齢化率は、県全体で前年の同じ時期に比べ0.4ポイント増の28.8%でした。

 市町村別では、最も高齢化率が高い七ヶ宿町で45.2%。次いで丸森町が43.5%、山元町が41.6%などとなっています。 一方、最も高齢化率が低いのは富谷市で21.9%、次いで大和町が23.4%、名取市が23.6%などとなっていて、仙台市は4番目に低い24.7%でした。

 県の長寿社会政策課では「医療技術の進歩などで、高齢化率は年々上がっている。高齢者の方が、自分らしい生活を安心して送れる取り組みを進めていきたい」と話しています。