クリスマス商戦の話題です。仙台市で、東北最大級のおもちゃの商談会が開かれました。

 若林区で開かれたおもちゃの大商談会。会場には、国内の玩具メーカー60社の商品、約1万点が並びました。

 コロナ禍のおうち時間の増加により、2021年度の市場規模は8946億円と統計開始以降、過去最高を記録。原材料の高騰や円安の影響はあるものの、2022年度の売り上げは更に伸びると予想されています。

 トレンド、キーワードはふたつ。ひとつ目は「進化」です。1980年に日本で発売され一大ブームを巻き起こしたルービックキューブが進化。パネルは、見る角度によって2色に変化するため、色がそろったように見えても。

 中野玲那記者「他の面が全然そろってない。何故。難しい」

 大人には懐かしく、子どもには新しいおもちゃに注目が集まっています。

 ふたつ目のキーワードは「楽しく盛り上がろう」。海外で人気急上昇中のスポーツトイです。

 フリスビーやテニスのようなラケット遊びなど楽しみ方はさまざま。ボールやディスクもやわらかい素材でできているので、小さな子どもがいる家庭でも安心して遊べます。

 カワダ仙台支店水上貴之係長「コロナ禍ということで、なかなか大人数では遊べないという状況だったんですけれども、最近ではお友達ですとか、ご家族で遊べるような商品というものがまた復活して売れてきております」

 大人の気分が味わえるよう、調理器具や家電をほぼそのままミニサイズにしたものや、話題のSDGsを楽しく学べるおもちゃなど、機能も種類も時代に合わせて幅が広がっています。