東北学院大学の研究生として9月に来日したウクライナからの避難民が、受け入れに対する感謝を伝えるため学長を訪問しました。

 東北学院大学では9月から、ロシア軍の侵攻によって学業の継続が困難になったウクライナからの避難民3人を研究生として受け入れています。

 このうち9月24日に来日したグヌトヴァ・ダリナさん(23)と、リアソタ・エヴァさん(23)の2人が13日、大西晴樹学長と面会し、感謝を伝えました。

 グヌトヴァ・ダリナさん「そのような支援プログラムを作っていただいて、私たちを参加させていただいて本当にありがとうございます」

 2人はいずれもウクライナの大学で日本語を勉強していた経験があり、東北学院大学では留学生向けの日本語講座などを受講し、文法や文学の日本の文化について学ぶ予定です。

 グヌトヴァ・ダリナさん「大学院に行ってもっと(日本語の)プロになりたいと思います。そしてウクライナ人にももっとやさしく日本語を教えたいと思います」

 リアソタ・エヴァさん「(ウクライナにいる)お父さんが私は私の夢に進まなければならない、日本に行ってくださいと言って、一生懸命頑張って夢に進みたいと思います」

 学長と面会した後、2人は学生主催の歓迎会に参加し、交流を深めました。