災害時などの電源供給車として活用してもらおうと、トヨタ自動車東日本は新型ハイブリッド車を宮城県に寄贈しました。

 県庁で寄贈式が行われ、トヨタ自動車東日本の宮内一公社長が村井知事に新型シエンタのレプリカキーを手渡しました。

 新型シエンタは、トヨタ自動車東日本が宮城大衡工場で8月に販売を開始したハイブリッド車です。

 ガソリンが満タンの状態で約5日分の電力供給が可能で、災害時にはパソコンや携帯電話の充電ができるほか、電気ポットでお湯を沸かすことができるということです。

 村井知事「災害時現場にこの車と食料を持って行けば数日間、現場で作業することができる」

 県は寄贈された車を県庁に配置し、災害時の迅速な対応に役立てることにしています。