宮城県は、新型コロナに感染し介護が必要な軽症者が療養する施設として新たに宿泊施設を借り上げ、6日から運用を始めました。

 県は、介護が必要な人が新型コロナに感染し、高齢者施設や自宅での療養が難しい場合の受け入れ先として、新たに仙台市の宿泊施設1棟を借り上げて6日から運用を始めました。

 この宿泊施設はバリアフリー化されていて、介護士と看護師計8人が常駐し35人の受け入れが可能です。

 一般の宿泊施設を介護付き療養施設として借り上げるのは、今回が初めてです。

 介護が必要な感染者の療養について、県は既に仙台市内の高齢者施設の一部を借り上げ対応していました。

 この施設で受け入れられるのは8人と数が限られていて対応できなくなったため、新たに宿泊施設を用意したということです。

 これで、最大43人の受け入れが可能となりました。