仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週も高止まりが続く見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は、予測値1万2599人に対し1万848人と、前の週を1割ほど下回りました。

 しかし、ここ数週間のウイルス濃度は高いレベルを維持していて、今週の予測は1万1815人と先週とほぼ変わらず、高止まりが続く見通しが示されました。