宮城県の伊豆沼で冬を過ごした、渡り鳥の北帰行が始まりました。

 渡り鳥の北帰行は例年並みの7日から始まり、10日朝も夜明けとともに飛び立つガンの姿が見られました。

 10日の調査では、ガンが約6万6000羽と1月のピーク時より約1万4000羽少なく、ハクチョウも300羽と200羽ほど減っています。

 一方、経由地である秋田県などは雪が多く餌が捕れないため、引き返してきたガンもいるということです。

 ガンやハクチョウは、4000キロ離れたロシア極東部の繁殖地に向かいます。北帰行は2月いっぱい続きます。