建設業に携わっている技術者にデジタル技術を学んでもらおうという国の拠点が、宮城県多賀城市にオープンしました。

 オープンしたのは、東北インフラDX人材育成センターです。

 国は、建設業界の人手不足を解消するためデジタル技術を使い業務や働き方の効率を上げようとしていて、このセンターでその担い手を育てます。

 東北地方整備局山本巧局長「何よりも一番大切なのは、DXの技術を使いこなす人材の育成であります。ここは、我々整備局の人間だけではなくて特に建設業に携わっている技術者の方にデジタル技術をいろいろ学んでいただく拠点となる」

 センターでは、建設会社などの技術者が除雪車の操作技術を模擬体験で身に着けたり、崩れた土砂を遠隔操作の重機で取り除く訓練を行ったりしていくことにしています。