自転車に乗る時のヘルメット着用が4月から努力義務となったことを受け、10日朝に宮城県で一斉に警察などによる啓発活動が行われました。

 このうち仙台市青葉区台原の交差点では、警察官やボランティア約30人が通勤や通学する人などにチラシを配り、自転車用ヘルメットの着用を呼び掛けました。

 改正道路交通法の施行により、全ての自転車利用者に対し4月からヘルメットの着用が努力義務となっています。

 警察によりますと、宮城県で2022年度起きた自転車事故の死傷者は103人で、このうちヘルメットを着用していたのはわずか6人でした。

 警察は、ヘルメットの着用で事故の際のけがを軽減できるとして、積極的な着用を呼び掛けています。