G7仙台科学技術大臣会合は、12日から3日間の日程で仙台市太白区のホテルを会場に始まりました。高市早苗大臣が議長を務め、先進7カ国の閣僚らが科学技術分野での国際協力などを話し合い、13日に共同声明が出される見通しです。

 G7仙台科学技術大臣会合は、仙台市太白区の秋保温泉ホテル佐勘を会場に12日午後に始まり、会議の冒頭に参加者全員で公式写真撮影を行いました。

 その後、午後3時から始まった会合で議長国である日本の高市早苗内閣府・科学技術担当大臣が次のようにあいさつしました。

 高市早苗大臣「今回の会議における議論やそれ以外の様々な機会を通じて、各国がそれぞれの政策について理解を深めるとともに信頼関係を強化して、G7間の関係性をより高い次元のものにする機会となることを期待いたしております」

 13日まで続く会合では、科学技術分野での国際協力や科学研究の信頼性などを議論し、13日午後に共同声明を出す見通しです。

 開催地の仙台市は、先端技術と復興状況を発信する場にもしたいとしていて、各国の閣僚らは13日午後、仙台市の震災遺構などを視察する予定です。

 最終日の14日は、青葉山の次世代放射光施設ナノテラスを視察した後、ハイレベル会合を行い全日程を終える予定です。