自転車の安全利用キャンペーンが行われ、高校生に向けてヘルメットの着用などが呼び掛けられました。

 5月は、自転車マナーアップ強化月間です。25日、宮城県25カ所で警察官や高校生らが街頭に立ち、通学中の生徒たちに自転車に取り付けるライトなどを配布しながら、4月から努力義務となったヘルメットの着用などを呼びかけました。

 仙台東警察署菅原猛交通課長「引き続きヘルメットの着用を呼び掛けるとともに、自分だけは大丈夫と思って着用しない人もいると思うので、早い時期に着用してもらえるようにこれからも活動を続けていきたい」

 宮城県警によりますと、宮城県の自転車事故の死傷者は2023年に入ってから172人で、このうち高校生は35人と約2割を占めているということです。