仙台市が12日に発表した新型コロナの感染者数は、5類移行後最も多くなりました。乳幼児を中心に夏に流行するヘルパンギーナは、6週連続で増加しています。

 新型コロナについて、仙台市の44医療機関で9日までの1週間に確認された1医療機関当たりの感染者数は、先週より1.00人増えて6.98人でした。2週連続の増加で、5類移行後最も多くなりました。

 地域別では泉区が10.25人と最も多く、次いで青葉区が7.82人、若林区が7.57人などとなっています。

 また、ヘルパンギーナは1医療機関当たり前の週よりも6.56人増えて22.78人でした。

 市は警報を継続し、手洗いや換気などの基本的な感染対策を呼び掛けています。仙台市を除く宮城県の状況は13日に発表されます。