木質ペレットなどを燃やして発電する国内最大規模のバイオマス発電所が、宮城県石巻市で運転を開始します。

 石巻港近くの潮見町にある石巻ひばり野バイオマス発電所は、再生可能エネルギー事業を手掛けるレノバ(東京)や東京ガスなどが3年前から建設を進めていました。

 この発電所では、北米や東南アジアから輸入した木質ペレットやパームヤシ殻を燃やして発電し、全て東北電力ネットワークに売電します。

 出力は7万5000キロワット、年間発電量は一般家庭約17万世帯分で、木質ペレットなどのバイオマス発電としては国内最大級ということです。

 現在、最終段階の試運転を行っていて、9月中に営業運転を開始する予定です。

 運営会社は「地域社会との共生と安全を最優先に運営していきたい」としています。