東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出に伴う風評対策として、宮城県庁の食堂では県産の海産物を使った応援特別メニューが提供されます。22日にキックオフイベントが開かれ、村井知事らが料理を味わいました。

 このイベントは、福島第一原発処理水の海洋放出に伴う風評被害対策として、県産の水産物の魅力を発信し消費拡大を促そうと県が実施します。

 22日にキックオフイベントが開かれ、村井知事や県の職員らが、女川産のギンザケのホイル焼きやホタテの燻製などの特別メニューを味わいました。

 村井知事「これは女川産のギンザケです。いただきます。おいしい。みんなで食べることによって安全性をPRできることにつながるんじゃないかと思いますし、消費を喚起できるんじゃないかなと思います」

 また、気仙沼産メカジキの燻製や女川産ホタテなどの販売会も行われました。

 県水産林政部小野直道副参事「来週からは一般の方々向けにレストランぴぁで同じような食事の提供がございますし、皆さんも水産物の応援をしていただきたいと思います」

 県産の海産物を使った応援特別メニューは、県庁18階のレストランでは9月25日から10月6日まで、2階の食堂では9月26日から毎週火曜日と水曜日に提供されます。 9月26日と28日には、県庁1階ロビーで水産加工品などの販売が行われます。