宮城県の地域医療計画についての説明会が17日に県庁で開かれ、県立精神医療センターの移転について、支援者から「県の掲げる地域包括ケア重視とそぐわない」との批判が出ました。

 県の説明会には、県立精神医療センターの元利用者らが出席しました。

 利用者を支援している人からは「県は患者らを地域全体で支える地域包括ケア重視を掲げているのに、ケアの中心を担う県立精神医療センターの富谷市への移転は計画案にそぐわない」と批判が出ました。

 県は、当事者らの声も踏まえ構想を進めていくとしています。