3月に実施される宮城県の公立高校入学試験の出願希望調査の結果が発表されました。全日制の平均倍率は1.00倍となり、過去2番目の低さとなりました。
全日制は68校128学科の募集定員1万3640人に対し、志願者数は1万3656人で、平均倍率は前年より0.02ポイント低い1.00倍となりました。少子化の影響で過去2番目に低い倍率です。
倍率が最も高かったのは仙台南の普通科で2.07倍、次いで宮城農業の食品化学科と仙台一高の普通科で1.85倍、次いで宮城農業の生活科が1.83倍、泉の普通科が1.67倍となりました。
このほか倍率の高い順に仙台商業商業科が1.60倍、仙台三高の普通科が1.58倍、宮城一高の普通科が1.54倍、仙台工業の建築科が1.47倍となっています。
県教育委員会では、仙台市の普通科で、いわゆる進学校の人気が引き続き高いとみています。
試験は3月5日で、合格発表は3月14日です。
新 型コロナなどに感染して受験できなかった場合、3月8日か21日に追試験が計画されています。