楽天イーグルスの沖縄キャンプです。今シーズン先発に転向する内星龍が新たな球種カーブを習得し、開幕ローテーションを目指します。

 プロ3年目の前シーズン、中継ぎとして53試合に登板し防御率2.28と好成績を残した内は、先発転向に伴い長いイニングを投げる体づくりに励みオフの間に2.5キロ増量して現在は体重が96キロに。

 キャンプ中も、ホテルの自室で朝晩1時間ずつ逆立ちやブリッジなどで体幹を鍛えています。

 先発は1試合で何度も同じバッターと対戦することになるため、新たにカーブの練習に取り組んでいます。

 内星龍投手「今までは緩急があまりなかったけど、カーブを投げることによって真っすぐとかフォークが生きることにつながると思う」

 キャンプで初めて実戦形式に臨んだ内は、はじめは直球を中心に投球テンポを意識して投げますが、制球が定まりません。その後は徐々に修正し、新たに覚えたカーブも投げました。

 内星龍投手「初めてバッターに投げる球だったけど、バッターの反応を見ても結構いい感じで投げられたと思う」

 収穫と課題が見つかった実践登板でした。目指すのは、開幕ローテーション入りです。

 内星龍投手「開幕ローテーションとして投げたいと思っているので、そこに向けてもっともっと練習して試合でも結果を出してやっていかないといけない」