各地でクマの目撃が相次いでいることから、宮城県は個体数を減らすため捕獲事業を開始し、18日に箱わなの設置作業が公開されました。
宮城県の調査によりますと2025年度のクマの推定個体数は3207頭で、自然増加数などを考慮し推定個体数の1割強の390頭の削減を目標としています。
18日、クマの目撃が相次いでいる川崎町のマスの養殖場付近に、箱わなを設置しました。
宮代太朗記者「箱わなの中には、クマをおびき寄せるためにはちみつが仕掛けられていて、クマが奥に入ると扉が閉まる仕組みになっています」
宮城県では2026年度のクマの目撃件数は7月末時点で1028件と、2025年度の同時期と比べて490件増えています。
宮城県は、クマを捕獲することで市街地への出没を抑えたい考えです。
宮城県自然保護課尾形めぐみ副参事「まず390頭駆除で、猟友会と契約させていただいた。クマが市街地に出没しないように、しっかりと管理をしていきたい」
13日に園芸店の従業員がクマに襲われた仙台市青葉区上愛子で、クマが目撃されました。
警察によりますと18日午前7時ごろ、青葉区上愛子の農道で車を運転していた男性から「クマが道路を横切った」と通報がありました。
体長約1メートルで、近くの茂みに入っていったということです。
けが人などの被害は出ていません。
目撃場所から約370メートルの場所には、13日に従業員がクマに襲われた園芸店があり、警察などが警戒を呼び掛けています。 人身被害受けて宮城県は、31日まで仙台市青葉区にクマ出没警報を出しています。