秋の味覚サンマの本格的な入荷が始まり宮城県の店頭にも新物が並びましたが、歴史的な不漁が見込まれています。

 18日朝、仙台市中央卸売市場に前日、北海道で水揚げされた新物のサンマ約500キロが空輸で入荷し、競りに掛けられました。

 入荷量が少なかったことから、1キロ当たり5000円前後と前年の約2倍の高値で取引されました。1匹120グラムから130グラムほどで、おおむね標準的な大きさだということです。

 仲卸業者「体も大きくて前年みたいな感じで、おいしそうだなと思いましたね」
 仙都魚類渡邊宏行鮮魚統括部長「鮮度は抜群で、例年通り脂の乗りも良いようなので」

 宮城県名取市にあるスーパーには、午前10時ごろから市場で仕入れたサンマが並びました。

 中島秀太記者「ずらりと並んだ生のサンマ。気になる値段は1匹当たり399円とまだ少し手が出しにくい価格となっています」

 買い物客「なんか大きいような気がして、家族もみんな大好きなので楽しみ」「佃煮にして近所とか友達とかにあげるんです。今この値段で佃煮はもったいないと思って、価格がもう少し落ち着いたら買いに来ます」

 これから水揚げが本格化するサンマですが、歴史的な不漁が見込まれています。
 水産庁によりますと、日本近海に来るサンマの量は約43万トンと推定されています。
 約110万トンだった前年の半分以下で、調査を始めた2003年以降、最も少ない見通しです。