2023〜24年シーズン限りで閉鎖を決めている宮城県川崎町の「みやぎ蔵王セントメリースキー場」が3日最後の営業日を迎えました。利用者からは閉鎖を惜しむ声も聞かれました。

 最後の営業となった3日、スキー場は多くの利用客で賑わっていました。

 1990年、山形自動車道の笹谷インターチェンジ近くにオープンした「みやぎ蔵王セントメリースキー場」。

 ピークの1995年度には16万人近くが訪れましたが、スキーブームの後退や雪不足に悩まされて、昨シーズンの利用者は4万人を下回り、町は今シーズン限りでの閉鎖を決めていました。

 当初は3月20日ごろまでの営業を予定していましたが安定した雪が見込まれないことなどから、3日で閉鎖することを決めたということです。

 今シーズンの営業日はわずか7日間となりました。

 利用客「いい思い出ばかりで、さっきも滑りながら泣きそうになりながら、色んな思い出がよみがえってきた」