楽天イーグルスは6日、前シーズンの日本一阪神タイガースとのオープン戦でした。先発ローテーション入りが期待される田中将大と新外国人ポンセが登板しました。

 先発の田中は、振りかぶって投げるワインドアップに戻して復活を目指します。1回、先頭の近本からスライダーで三振を奪うと、続く木浪はスプリット。ノイジーはツーシーム。変化球を満遍なく投げ、三者凡退で立ち上がります。

 続く2回は犠牲フライで1点を失いなおもピンチを迎えますが、強烈な当たりをサードにコンバートした浅村が難無くさばきます。田中は2回2安打1失点でマウンドを降りました。

 3回からは先発ローテ候補の1人、ポンセが登板。最速154キロのストレートを軸に阪神打線を抑えます。4回、最後のバッターを153キロで空振り三振。2イニングを投げて無安打無失点と順調な仕上がりを見せました。

 試合は、渡辺佳明にホームランが飛び出すなどして5対2で楽天が勝利しました。