宮城県の県立高校の女性教諭がパワハラを苦に自殺した問題で両親が会見を開き、加害側の処分について事実認定が不十分で適正な処分と言えるか疑問と話しました。

 自殺した女性教諭の父親「成長する姿を楽しみに見ていたのに、娘は突然に亡くなってしまいました」

 2020年、県立高校に勤務していた30代の女性教諭が同じ学校の主任だった男性教諭から不満をぶつける内容を含む手紙やメモを受け取るなどした後、自殺しました。

 13日に女性の両親が会見を開き「真実が明らかになっておらず真実を知りたい」と述べました。

 自殺した女性教諭の父親冒頭から「学校大好きで、この手紙が無ければ娘は死ななかったと思っております」

 その上で、男性教諭への停職3カ月の処分については、事実認定が不十分で適正な処分と言えるか疑問と話しました。